近視進行の危険性
近視が進行=眼球が長くなった=網膜が薄くなる
将来、網膜剥離や黄斑出血(出血で真ん中が見えなくなる)のリスクが高くなる!!
近視はどうして起こるのか
近視の発症には遺伝的要因と環境要因の療法が関与するといわれています。
遺伝的要因とは、先祖や両親から受け継いだ遺伝子によって生じるというものであり、環境要因としては、屋外活動の減少や近見作業の増加関与が報告されています。ただし、このどちらが原因であるかという判定をすることは困難で、両者が関係して近視になると考えられています。

近視抑制の方法
1)オルソケラトロジー
近視は網膜の手前に焦点が合っている状態のため、カーブの弱い特殊なハードコンタクトレンズを睡眠時に装着して一時的に角膜の形状を平らにし、焦点を後方にズラすことで眼鏡やコンタクトなしで見えるようになります。
レンズを外しても一定時間はその形状が続くので、日中は裸眼で過ごすことが可能です。オルソケラトロジーは、装用により眼軸の延長が抑制される(通常の眼鏡やコンタクトレンズ比で平均30〜60%の抑制効果)ことが多くの研究により示されており、比較的信頼性の高い治療法といえます。
また、医療費控除の対象となります。
月次費用が6,600円(両目の場合)、1年毎の定期検査代は13,200円です。
詳細はこちらをご確認ください » 近視抑制パンフレット(PDFファイル:344KB)

※アトロピンとの併用で約76%の抑制効果があります。
2)低濃度アトロピン点眼液
0.01%アトロピン点眼液を1日1回2年間使用したところ、点眼を行わない場合に比べて平均50%の近視進行を抑制し、さらに点眼を中止した後も効果が持続することが報告されています。
1日1回、毎日点眼します。
詳細はこちらをご確認ください » 近視抑制パンフレット(PDFファイル:344KB)

3)多焦点ソフトコンタクトレンズ
多焦点ソフトコンタクトレンズによって周辺部網膜の焦点ボケを軽減することで、眼軸の延長を抑え、近視の進行が抑制されることが複数の報告で示されています。しかし、この方法は、前述した低濃度アトロピン点眼やオルソケラトロジーと比較して未だ有効性を裏付ける十分な科学的証拠(エビデンス)は得られていません。
詳細はこちらをご確認ください » 近視抑制パンフレット(PDFファイル:344KB)

4)累進屈折力メガネ
近くを見るときの調節を軽減させ、網膜の中心部における焦点ボケを防ぐことで眼軸の延長を抑制します。しかし、この方法は、前述した低濃度アトロピン点眼やオルソケラトロジーと比較して未だ有効性を裏付ける十分な科学的証拠(エビデンス)は得られていません。
単品:30,800円+フレーム代
定額制:年間70,000円(年間で何回でも度数交換が可能)
となります。
詳細はこちらをご確認ください » 近視抑制パンフレット(PDFファイル:344KB)

5)その他にも…
・近くの作業(スマホやゲーム)時間の短縮
・太陽を1日2時間以上浴びる
詳しくは、お問い合わせください。
TEL:0284−41−6447
お問い合わせ・アクセスページはこちら…