「何のために仕事をするか」という問いに、あなたはなんと答えますか。
私が大学を卒業した頃、正直、明確な答えもなく、国家試験に合格して資格を得たので「なんとなく」働き始めました。そんな私も様々な経験を経て、ついにひとつの答えに辿り着きました。それはひとの役に立つためであるという答えでした。学生時代、私がしていた勉強は自分の知識を習得するためのもので、決して楽しいものではありませんでした。
一方社会人は、目の前のひとや未だ見えぬ誰かを笑顔にするために、学びそして行動していることに気付きました。さらに勉強したことが直ぐに実践で役に立ち、昔とは違って勉強することが楽しくなっている自分がいました。
つまりこれこそが仕事をする意義であったのです。自分のためなら「まあ、いいか!?」と中途半端に諦めることは出来ますが、誰かのためならそうはいません。あなたも大好きな人のためなら、いつも以上の努力を惜しまずやった経験がある筈です。それと同じ気持ちにさせてくれるのが仕事なのです。
当院では、免許や資格の有無を問わずスタッフ全員が癒者(いしゃ)となり、最高の癒療(いりょう)をすることを目標としています。そしてその過程での努力が、人間(ひと)としての成長を促し、最終的には人生における幸福を掴むことが出来ると信じています。ゆえに私は、私の大切なスタッフ全員を幸せにしたいと考えております。