網膜診療(予約制)

診察日・診察時間

  • 第1、3土曜日 午後2:30~5:00
  • 初診の方は、はじめに一般診療を受診していただき、必要に応じて診療の予約・受診となります。

以前より健康診断で眼底検査(写真撮影)が行われていますが、これは元々、目の病気を発見するためのものではありませんでした。眼底といわれる網膜は、我々の身体の中で唯一、直接に血管が観察できる部位であるため、そこの所見から全身の状態を読み取ることが出来るのです。ゆえに今でも糖尿病や高血圧、動脈硬化などが発見されることは珍しくありません。

カメラでフィルムの役割を果たす網膜は、代替の利かない(白内障に対する人工レンズのような)組織であり、とても大切な組織ですが、神経にダメージが生じて視野が狭くなる緑内障や、近年TV等で報道され悪い意味で知名度の上がってきた加齢黄斑変性など、さまざまな病気のために視機能が低下し、日常生活に支障を来たしてしまいます。

この外来診察では、眼底出血や網膜のむくみ(浮腫)のために視力低下を引き起こした加齢黄斑変性や糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞などを専門医が診察、治療(レーザーや抗VEGF薬の硝子体注射など)を行っております。

眼底写真|加齢黄斑変性

眼底写真|糖尿病網膜症

網膜静脈分岐閉塞+黄斑浮腫
注射前

眼底写真
OCT

網膜静脈分岐閉塞+黄斑浮腫
注射後

眼底写真
OCT